2017/12/19
仙台市青葉区O様邸ではサイディング(外壁材)の施工中です。
ここ数年でサイディングのデザインと機能は格段に良くなりました。
お施主様の好みのデザインの物が提案出来るようになりました。
サイディング(外壁材)は雨や風・強い日差しから建物を守ります。
とても硬くて、丈夫な部材です。あと一日二日で、外壁工事は完了します。
その後は、外壁のジョイント処理のコーキング工事に移ります。
前々回のO様邸の工事日記でも説明しましたが、透湿防水シート(白いシート)の上に18㎜などの木材で通気層を設け空気が温度差や気圧差により流れる環境をつくり湿気を軒先や屋根で(軒天や棟換気)排出してます。
通気層を作るために使用されるものが木材の胴縁ですが、外壁サイディングの下地材にも成ります。
その胴縁の施工方法が正しくされてなかったり空気が流れないように取り付けられると、大事な通気が取れなくなるので現場管理者のチェックと、大工職人などの施工者の知識が大切です。
バルコニーの笠木部分なども通気の為の専用部材を使っています。(↑写真右下)
内部の造作も進んでおります。階段も出来たので二階の上り下りも楽に成りました。
鎌田工務店では階段の造作は現場で組むだけのプレカット方式を多く採用していますが、やはり高さの割り付けや踏板のカットなどがありベテランの職人の作業と言えます。
昨日はお施主様がショールームで選んだユニットバス(浴室)も現場で組まれました。
ユニットバスはメーカー施工の為に大工さんの仕事ではなく、研修を受けた施工技術者が現場に入りユニットバスを組み立てます。
机上で考えていたものが、現場で具現化されてる様子を見れることは設計施工管理をする私にとってこの仕事の醍醐味の一つです。