2018/02/02
塩竃市Y様邸では屋根の下葺きルーフィングも完了し屋根葺きも間もなく完了します。
大工さんの建て方も本日完了して瑕疵保険の躯体検査と塩竃市の中間検査を受けました。
瑕疵保険の躯体検査では主に構造的な部分についてチェックを行って頂きました。
枠組壁工法では合板の釘ピッチや金物の取り付けが図面どうりか確認して頂いてます。
一方、塩竃市の中間検査では確認申請図面と同じく建物の配置や高さや境界離れのチェックが中心に成ります。
業務提携している設計事務所の千葉さんや私もチェックを行う為、2重3重のチェックを行うので検査では指摘事項が無く合格を頂きました。大工さんも丁寧な施工をしてくれるので助かります。
上の写真はツーバイフォー工法の胴差周りや屋根面・壁面の先張り施工の写真です。
一般的に枠組壁工法の場合、在来工法に比べ気密は取りやすい工法です。
しかし繊維系の充填断熱を行う場合はツーバイフォー工法でも軸組在来工法と同じく、その断熱層の室内側に防湿層を設けないと壁の中などで結露の心配が出てきます。
そこで、2x4工法でも、在来工法と同じく繊維系断熱材を充填する場合は防湿気密シートの施工(防湿層の連結)が重要に成ります。
「先張りシート」と呼んでいますが重要な気密施工の工事に成ります。
今日はサッシも取り付けました。OSBの壁合板の上に付加断熱の下地に合わせてサッシの下地も付加し(フカシ)透湿防水シートと防湿気密シートも気密テープで連結したうえでサッシ専用の気密パッキンを貼った後にサッシを取り付けています。
来週には断熱気密工事を開始しますので大工さん達は防水と通気の工事に移ります。
鎌田工務店では外部の付加断熱の施工は大工さんが施工して、内部の気密施工と充填する断熱施工は専門の断熱施工技術者が担当致します。
Y様邸でも取る付ける方位によってガラスの種類を使い分けていますが次回の工事日記にて詳しく説明致します。
今週末にはお施主様とコンセントやスイッチの配線立ち合いを予定しています。