2018/02/08
仙台市泉区のO様邸では軒天や破風の塗装工事が完了して雨樋が取り付けられると外部足場も撤去が出来る状態にまで来ました。
O様邸の一種換気はダクト式の全熱式熱交換器を採用しています。
熱交換器は給気も機械で強制的に室内に新鮮空気を取り得れるので小さい虫が吸気フィルターを汚す問題がありますが、その問題を解消できる外部フードを採用しています。
それでもフィルターを掃除したり、交換する必要が無い訳ではありませんが、サイクロン式給気フードは、独自のサイクロン技術で、給気時に吸い込まれる虫やゴミを除去してくれます。ルーバーと呼ばれる円状に重なって配置された羽根を外気が通過すると、竜巻状の旋回流となり、その遠心力で虫やゴミが外側へ弾き飛ばされる仕組みがあります。
弾き飛ばされた虫やゴミは下の受け皿に落ち、きれいな空気のみがダクトを通って本体へ送られるフードに成ります。
一番上の写真の外部フードに成ります。※給気専用です。
内部の造作も順調に進み内部の階段造りも始めました。
O様邸の内部仕上げは自然素材を多く採用して頂いてるので大工さんの仕事量が多いですが、その分仕上げ工事の時間は短縮出来ると思います。
鎌田工務店では内装の下地の石膏ボードにも良い商品を採用してます。
キッチンや化粧台・便器などの設備機器の取り付け面には、緑色の石膏ボードの耐水ボード(シージングボード)を張ってます。他はピンク色のハイクリンボード(お部屋の空気環境をきれいに保つピンク色の石膏ボード)を貼ってます。この緑色のボードは防水処理が施されていて吸水率が小さく、吸湿による変形が少ないのが特徴です。
仕上げを行うと見えなくなりますが、長い目で見て問題が出にくく、耐久性にも影響がある部分が大事だと考えています。
長期優良住宅などはこの石膏ボードを採用する義務もありました。
来週中には大工さんの造作工事が完了して内装の珪藻土の左官職人さんや壁紙の内装担当の職人さん入って来ます。