瑕疵保険基礎配筋検査、ベタ基礎工法

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 今週、仙台市泉区F様邸の基礎配筋検査(瑕疵保険の検査)がありました。

基礎の鉄筋の太さや間隔が図面通りに施工されているか現場でチェックを行っています。

検査では特に問題もなく指摘事項なしで合格を頂きました。検査委員の方からも

砕石の転圧と配筋が綺麗に組まれているので褒められました。

基礎工事の担当している藤木さんとは二年前から工事を依頼しているのですが、

とても丁寧な仕事をしてくれる基礎屋さんなのでいつも安心出来ます。

 鎌田工務店の家づくりでは、私(鎌田 竜也)が現場の施工管理をしてます。

ただ、仙台市の検査や瑕疵保険の検査などに毎回、

業務提携している設計事務所さんも設計管理の立場で立会いの検査をして頂いてます。

検査する立場が多く回数が多い事は、図面や現場のチェックに集中することができます。

その分、事前にミスを発見出来て毎回スムーズに検査に合格出来ています。

  

配筋検査合格後に、コンクリートスラブの耐圧版の打設を行いました。

コンクリートスラブとは、床の荷重を支える鉄筋コンクリート造の床のことです。

コンクリートには強度がありますが夏場と冬場で強度を変えています。さらに最近の住宅の

基礎は15cmが標準的な幅となっていますが、鎌田工務店もこの標準的な幅で施工します。

配筋の被り厚の確保もありますが、15cmの幅は強度はもちろん、もうひとつの目的として

内部の鉄筋の劣化の保護ということもあります。

基礎の耐久性はコンクリートのかぶり厚が大きく影響します。

かぶり厚とは鉄筋表面とコンクリート表面との最短距離であり、

かぶり厚がぶ厚いほど、コンクリートの中性化の影響を受けにくくなります。

年内中には基礎は完成しますが、外部内部の給排水工事をする為に

基礎を乾かす時間も通常より長く成ります。(建て方工事は来年スタートの予定です。)

下の模型はF様邸の展開模型に成ります。