2020/04/09
仙台市泉区市K様邸では基礎工事が始まり、瑕疵保険の配筋検査も合格しました。
基礎工事を行う前の整地工事を「地業工事」と呼びます。基礎工事では最初に
「遣り方」という基礎や建物の正確な位置を測るための
基準点となる木製の囲いが設けられます。そこから基礎の外周部を中心に掘り下げて、
砕石を敷いた後もう締め固めを行います。
その上から防湿シートを敷いて、捨てコンクリートを全面に施工して
基礎の位置や立上りの位置を正確に墨出しを行い、基礎の配筋(鉄筋)を組みます。
等間隔に整然と組まれた鉄筋は美しくもあります。
その配筋を第三者の検査員が図面通りに組まれているか確認をしていくのが配筋検査になります。
上の写真は瑕疵保険の基礎配筋検査を受ける最中の写真で
検査は指摘事項なしで合格致しました。検査前には提携している
設計事務所の千葉さんにも確認して頂きました。
鎌田工務店の家づくり(新築事業部)では、私(鎌田 竜也)が
ほぼ現場の施工管理をしています。ただ、確認申請の検査や瑕疵保険の検査などに
業務提携している設計事務所さんも設計管理の立場で立会いの検査をして頂いてます。
検査する立場が多く回数が多い事は、図面や現場のチェックに集中することができます。
その分、事前にミスを発見出来て毎回スムーズに検査に合格出来ています。
基礎工事は耐圧版(床面)のコンクリートの打ち込み完了後に
立ち上がり部分の型枠を組み、立ち上がりコンクリートも打設しました。
コンクリートを乾かす期間は現場には入りませんが
次の工事は外部給排水の水道工事が控えています。