外壁工事と造作工事が終盤です。

 

 

仙台市太白区のS様邸二世帯住宅では外壁工事と大工さんの造作工事が

終盤を迎えてます。大工さんの工事が完了すると仕上げ工事の壁紙の

内装業者さんや珪藻土塗り壁の左官屋さんなどが現場に入ります。

上の写真はS様邸の外壁サイディングに成ります。

ブラックとグレーのツートンカラーを上手く使い外壁材は

鎌田工務店の採用が多い旭トステムさんのシーリングレスサイディング

に成ります。外壁材と外壁材のジョイントにシーリングを使わない

サイディングに成ります。また外壁に雨などの水滴がつくと、

汚れと外壁表面のすき間に水滴が入る親水機能によって、

セルフクリーニング効果を発揮します。さらに、防藻剤・防カビ剤の

配合によって藻やカビの成育を抑制する“防藻・防カビ機能”も

あわせ持った高機能外装材を標準採用しています。

 

 

 写真は二階リビングの勾配天井の梁を塗装の職人さんがエコ塗料の

オスモ社のウォルナット色で仕上げました。内部塗装は壁紙や珪藻土の

塗り壁工事前に入ります。建具にもモールガラスを採用していますが

明り取りとして廊下にもモールガラスを採用しています。

明り取りは、目立ちすぎて存在感がありすぎるのも避けたいですが、

目立たな過ぎるのも残念なので、さりげなく主張するような雰囲気に

仕上げました。鎌田工務店でも初めて採用した収まりに成りますが

快く採用して頂いたS様には感謝しております。

内装の床材や建具、キッチンなども落ち着いたカラー

を採用しているので照明器具なども空間に馴染むように雰囲気が良い物を

選択されているので全体のバランスがまとまると思います。

またキッチンの背面やテレビの背面にはアクセントと機能を兼ね備えた

LIXIL製のエコカラットも採用するので仕上がりが楽しみです。

 

仕上げ工事の前のタイミングで二階の天井の吹き込み断熱も完了しました。

鎌田工務店では二階の天井(平らな部分の天井)に使っている断熱材は

ロックウール25キロ品に成り吹き込みタイプの断熱材を採用しています。

当初は吹き込み用のグラスウールを採用していましたがコストも安く

性能が良いので吹き込み用はロックウールを採用しています。

天井裏は吊り木や野縁、配線配管等の障害物が多いため、

従来の敷き込み工法では 部分的に断熱材が入っていなかったり、

十分な厚みが確保されてない場合もあります。

ブローイング断熱工法なら断熱材がすみずみまでいきわたり、

スキ間なく施工できます。厚みは350mmの設定で実際には400mm近くの

厚みを確保しています。これは吹込み断熱が重みでのちのち沈下が起きる為です。