2021/08/30
仙台市S様邸の仕上げ工事が完了しました。
壁や天井にはクロス屋さんが壁紙下地のパテ処理を行い
丁寧にパテを埋めてサンドペーパーで削っていきます。
それを何度か繰り返し、平滑な面を作ってから壁紙を貼ります。
クロスは下地の影響を受けやすいので、職人さんの腕の差が出やすいです。
ベテランの職人が丁寧に仕上げています。
壁紙の職人さんの後には、左官屋職人さんが
珪藻土の塗り壁をコテで塗っていきます。
綺麗に仕上げるのは熟練の職人さんならではの仕上がりです。
鎌田工務店の仕上げ工事の職人さんはベテランの方ばかりで
他の住宅会社でも腕が良いので人気の職人さんに成ります。
自分の現場管理の合間に手元して工事に参加させて頂いていますが
段取り良く無駄が無い動きは簡単には真似が出来ません。
S様邸ではアーチ開口の下がり壁にしている為、
塗り壁にすることでその質感も楽しめます。
玄関のタイル工事の施工写真に成ります。
タイルを張り目地の材を埋めて左右均等に成る様に
タイルを張っていきます。玄関のアルザス手摺も付き
建物が木材を採用することで更にナチュラルな雰囲気に成りました。
玄関側からは花台スペースもあり季節の花も飾れるように成っています。
私の自宅も同じデザインで花台を採用していますが、何かと便利な
花台スペースに成りますし同じ収まりを採用して頂き嬉しく思います。
建物全体のバランスも良く、外観は妻飾りや一階と二階の窓位置を
合わせた上げ下げ窓など一つ一つ、丁寧に考えていくことで
全体の雰囲気も一つにまとまっていったと思います。
毎回提案している外観模型の提出が遅れてお施主様に迷惑を
かけてしまいましたがバランスよく仕上がったと思います。
モザイクタイルの施工や内部シーリング、
電力検査や水道局の検査、気密測定や
24時間換気の風量確認や社内検査、仙台市の
完了検査などが残っていますが間もなく完成致します。
