2022/08/08
仙台市泉区T様邸では基礎工事が完了して建て方工事が間もなくスタートします。
一番右上の写真は砕石の上に敷いている白いシートは「土間シート」と言いまして、
コンクリートの下の土中からの湿気を上に上げないためのシートです。
瑕疵保険の基礎の配筋検査も無事合格し、型枠が組み終わると床スラブのコンクリートと
立ち上がり部分のコンクリートを二回に分けて施工します。
立ち上がりのコンクリートを施工してこの状態で数日間はコンクリートの乾かす期間の
養生を行いコンクリートが固まってから型枠を外します。
写真の基礎(ベタ基礎工法)は、建物の過重を均等にバランスよく支える基礎構造で、
建物全体をしっかり支えると同時に地震などの外力を地盤に分散させる大切な役割を果たします。
また、通常、基礎のコンクリート立ち上がり部分は幅150㎜が一般的ですが、
鎌田工務店では外周部のみ幅180㎜にして強度を上げています。
基礎工事が完了すると、建て方工事の前に外部の給水や排水の配管工事を行っています。
外周部の水道や下水、雨水の配管を行い、内部の水道とお湯のヘッダー配管を行っています。
配管を事前に行っておくのは、建物が出来てからだと外壁に傷をつけるリスクが減り、
現時点の方が作業もしやすく、足場を外してからの日程を少なくすることができる為です。
先行して内周部の配管と基礎外周部の工事を行うことで足場を外した後の工程がスムーズに進み、
外壁を傷つけるリスクも減らします。T様邸はオール電化住宅ではなくキッチンに
ガスオーブンを採用するためガス工事の配管も基礎工事が完了した足場工事の前の
タイミングで先行配管を行います。これから外部足場を組みいよいよ
建て方工事がスタート致します。