別張りの防湿気密シートを断熱材を入れた後に施工しています。
こうすることでグラスウール断熱材の弱点と言われる均一に壁の中に
充填されない問題が解消されます。写真の通り、隙間なく壁の間に
均一に入れた断熱材の上から防湿気密シートを隙間なく張っていくことで
気密性も確保していき気密性が高く、
2022/11/20
仙台市青葉区T様邸リノベーション工事では床組みをやり直し、
床に断熱材を入れてから床合板を張り、アルミサッシから樹脂サッシへと交換し、
電気配線や水回りの配管も交換してから内部の充填断熱の施工を行っています。
床の断熱材はポリスチレンフォーム3種を採用しました。
断熱材の厚みは65mmの厚みの物を土台の高さなどを考慮して採用しました。
この断熱材は高性能グラスウール16Kの90mm程度の性能がある為、
厚みを薄くしながら性能を確保するのに有効で湿気にも強いという特徴もあり
床断熱には最適です。湿気対策には基礎の床面に「土間シート」と言われる
土中の湿気を上げない工夫とシロアリ対策を平行して行いました。
床の断熱施工と同時に外周部の壁や間仕切壁の気流止め工事も
丁寧に施工しました。
アルミサッシの窓を撤去した後、新しい窓の下地や壁の補強材を
取り付けていきます。同時に外壁面に断熱材が厚みを確保出来るように
外壁面の壁を付加しながら樹脂サッシを入れました。
玄関ドアやサッシの交換は難しく、大工さんと何度も相談しながら進めました。
性能を向上する為のリノベーションになるといろんな要素を考える必要があり、
新築とは違った難しさがありますが、頻繁に現場を見て判断するので
施工に参加しながら工事を進めています。
内部の断熱施工は鎌田工務店の新築工事と同じ充填断熱施工に成ります。
高性能グラスウールですが防湿気密シートは付いていないタイプに成り
別張りの防湿気密シートを断熱材を入れた後に施工しています。
こうすることでグラスウール断熱材の弱点と言われる均一に壁の中に
充填されない問題が解消されます。写真の通り、隙間なく壁の間に
均一に入れた断熱材の上から防湿気密シートを隙間なく張っていくことで
気密性も確保していき気密性が高く、
内部の断熱材の施工が終わると外壁工事と内部の石膏ボードを張ったり
床のフローリングを施工していく造作工事に移る予定です。