2023/12/23
工事後の更新に成ってしまいましたが、非常に忙しくさせて頂いております。
仙台市宮城野区S様邸の地鎮祭を11月に行い、地盤調査の結果か改良工事も不要でしたので基礎工事を進めておりました。S様邸はシンプルなデザインの住宅計画でお掃除やメンテナンスにも優れた高断熱住宅に成ります。
基礎工事では、まずは基礎の高さに合わせて、掘削作業を行っていきます。ベタ基礎工法と言われるスラブ床面も鉄筋コンクリート造に成る工法で建物外周部は深くなっている為、掘る深さを調整しています。
掘削してから砕石を敷き並べて、しっかりと締め固めを行った後に土中の湿気をコンクリートに上げない土間シートを床面全面に敷いています。
基礎の位置を正確に出した後、基礎の鉄筋を組んでいくことを配筋と言いますが、配筋組みが終わってから瑕疵保険の第三者による配筋検査を受けます。許容応力度計算による耐震等級3を取得した基礎配筋は非常に細かい配筋ピッチで見るからに丈夫そうな基礎に成ります
鎌田工務店では基礎の配筋検査前に私もチェックしますが設計管理の千葉さんにも事前にチェックをして頂いています。検査は指摘事項なしで合格を頂きました。
検査合格後に土間部分のコンクリートを施工いたします。基礎の配筋検査は基礎屋さんの武藤さんが丁寧な施工をしているので毎回、安心はしています。
現場にはコンクリートミキサー車やポンプ車が入ります。コンクリートにバイブレーターを使って振動を与えながら、隅々までコンクリートを流しました。
現在、立上りのコンクリートを施工して基礎コンクリートを乾かす養生期間を取り型枠を外しました。来週から水道工事の業者さんが入る予定です。
S様邸の建築地は、住宅が密集している住宅地ですので、コンクリートミキサー車や、トラックなどの工事車両など近隣の皆様に少なからずご迷惑をおかけします。私も、現場の交通整理もしながら工事管理をしておりました。鎌田工務店の現場(マナーなど)の力が試されます。ご近所の皆様も注目されると思います。良い会社か、良い家か?完成まで気を引き締めて精進します。