2016/01/22
名取市Y様邸では外壁の防水シートも貼り終り、通気胴縁も完了して外壁サイディングの工事をスタートします。外部に張った白いシートは、透湿シートで水は通さず、水蒸気は通す特殊なシートで外壁側に空気を通す為の層を作る為に木の桟を取り付けています。
この木の桟のことを通気胴縁と呼んでいますが、ここを湿った空気や熱せられた空気が通ることで外壁の仕上げとの間に湿気が溜まらず、下地を良好な状態に保ちます。
内部では大工さんが下地の石膏ボードを張っています。
その石膏ボードの上にクロスや珪藻土などで仕上げをします。
石膏ボードは火に強い(燃えない)ので、火災の際、延焼の防止に一役かっています。
鎌田工務店で採用している石膏ボードは「ハイクリンボード」と言いホルムアルデヒドを吸収・分解する機能を持っているものを採用しました。
通常の石膏ボードとの差別化で、ハイクリンボードは、一目でわかるよう「ピンク色」に成っています。
石膏ボードは建物全体の壁と天井・二階の床面に張っていきます。
(一部、水周りには、緑色の耐水ボードも使用します。)
最近、新築だけでなくリフォームでもご要望が増えてきている商品です。
断熱性や気密性が上がっている最近の住宅では積極的に室内環境を考える必要があるかも知れません。
浴室のユニットバスも組まれました。LIXIL製(リクシル)を採用しました。