2017/12/22
仙台市泉区のN様邸は建物は完成していますが、外構工事と浄化槽の設置をしています。
浄化槽は年内には完成するのでお施主様もまだ入居されていません。
太陽の熱という恩恵を最大限に生かすような開口部設計にしているN様邸。
南側面には障害物もなく、人の目も気に成らない環境なので大きな窓を採用しています。
南面の大きな窓からは日射が入り日射取得熱で室内は快適な温熱環境に成っています。床暖房を全室に採用していますが低温運転で光熱費を抑えながら快適に過ごせそうです。
お施主様も室内の快適な温度環境に喜んで頂きました。
N様邸はエアコンを付けない予定ですが、深い軒や外付けスクリーンの日射遮蔽で夏も快適に成ります。
ちなみに断熱や気密は夏にも効果絶大で通風にも寄与する事に成ります。
室内の動線は明快で天井高さによる空間のメリハリは落ち着きと開放感を適所に感じることができます。ホワイトの内装材とウォルナット色の内装材で統一しているので飽きのない落ち着いた雰囲気があります。
一緒に暮らす猫の為の遊びスペースも見ていて楽しいと思います。
N様邸の気密測定も工事途中で測定しました。
住宅はどんなに腕が良い大工さんでも小さな隙間を無くして造る事は難しい上、水道・電気・換気・設備など、気密部を貫通するものが色々あります。
気密測定は、住宅がきちんと隙間なく施工されているかチェックする事ができます。
結果はC値0.4㎠/㎡でした。玄関や勝手口も引き戸で、多くの引き違い窓も採用していたので結果が0.5㎠/㎡以下だったので安心しました。
鎌田工務店ではC値0.5㎠/㎡以下を目標としています。
C値0.5㎠/㎡以下を目指すには、隙間だけでは無く、”隙間になりそうな場所”も塞ぐ必要があるのでその作業は膨大ですが、弊社の職人はコーキングした上に気密テープを貼るなど、2重3重の作業をしています。