2018/01/08
塩竃市Y様邸の基礎工事完了しました。
写真は去年の年末に立ち上がりコンクリートの打ち込みの時の写真に成ります。
冬場は養生期間(コンクリートを乾かす期間)を長めに取りますが、正月休みもあり長めの養生期間に成りました。コンクリートには強度がありますが夏場と冬場で強度を変えています。最近の住宅の基礎は15cmが標準的な幅となっていますが、鎌田工務店もこの標準的な幅で施工します。
配筋の被り厚の確保もありますが、15cmの幅は強度はもちろん、もうひとつの目的として内部の鉄筋の劣化の保護ということもあります。
年数が経つにつれてコンクリートが中性化してしまい、内部の鉄筋がさびて強度が保てなくなってしまいます。 見える部分を重視する会社ではなく、見えない部分だからこそしっかりと配慮した家づくりを行えるように日々の研鑽が必要だと改めて感じます。
外部と内部の給排水の水道工事も完了しました。
配管を事前に行っておくのは、建物が出来てからだと外壁に傷をつけるリスクが減り、現時点の方が作業もしやすく、足場を外してからの日程を少なくすることができる為です。
下の写真では内部のヘッダー配管も行っています。
建て方の時には床下時合板もほぼ貼り終える為、現時点で行うことで正確で早い作業を行うことができます。
明後日から建て方工事に向けて足場の組み立ても完了しました。