気密測定・キヌカワックス

気密測定、キヌカワックス 気密測定、キヌカワックス

仙台市泉区Ⅰ様邸も間もなく完成致します。
昨日、気密測定と無垢の床材のワックス仕上げをしました。
Ⅰ様邸の床材は無垢のナラ乱尺(18㎜厚)を採用しました。

仕上げは自然素材の※キヌカワックス仕上げのみです。
※キヌカは、「お米」から生まれた100%天然素材の自然塗料です。

鎌田工務店では毎回のように異なった床材を使用していますが、それは、空間に合わせてコーディネートし、しかもその時に手に入る材をご提案させて頂いている為です。

無垢材は合板フロアとは違って、常に在庫があるとは限りません。
ですので、今使っている床材も他のお客様が建てられる時には無いこともあります。
他にもいろいろと無垢材特有の欠点などもご理解頂いたうえで使用することをお薦めしています。

気密測定、キヌカワックス 気密測定、キヌカワックス

そして全棟で実施している気密測定の結果です。
家を密閉した状態で専用の強力なファンで屋内の空気を外に出します。
その後の屋内と屋外の圧力差から家の隙間がどれだけあるか測る方法で行っています。隙間面積を床面積で割った数値がC値(相当隙間面積)となります。
Ⅰ様邸では0.7cm2/m2という結果でした。

この数値は小さいほど隙間が少ないということですが、一般的に1cm2/m2を切れば高気密住宅と言われる中、この数値はかなり良い数値と言えます。
特に充填断熱でこの数値は断熱施工技術者さんや現場監督の技術がないと出ないと思います。
この気密性があってはじめて、断熱性能が発揮されます。

そういった意味でも良い結果に私はもちろん大工さん断熱施工技術者もホっとした瞬間でした。
来週、完了検査を予定してます。