2017/02/04
仙台市H様邸では断熱・気密工事が完了しました。
2×6工法の140㎜壁の厚み一杯に隙間なく入れられた断熱材は高性能グラスウールの24k相当の断熱性能があります。
自立するほど密度が高い為、断熱材が下がることもありません。
断熱施行技術者の職人さんが丁寧に施工した後は大工さんが石膏ボードを張ります。
一般には(耳付きグラスウールと言う)気密シート付きの断熱材が多く使われていますが、施工方法を間違えると壁の中で結露をしたり気密性能が悪い為に断熱材の性能がほとんど発揮されません。
この工事日記でも何度も書いてますが、暖かさや寒さは断熱材の種類とは関係がありません。
性能の良い断熱材を使い、正しい施工を行えば何を使っても性能は発揮されます。
モデルハウスでも断熱材の種類を質問されるお客様も多くつい熱く説明しています。一般の方には見極めるのは難しいかもしれませんが、断熱気密施工や通気や防水に対して住宅会社が理念を持って施行をしているかどうかが一つの判断基準になると思います。
H様邸は床暖房とパネルヒーティングを併用する暖房計画です。
写真の床面の赤いラインが温水床暖房の施行中の写真に成ります。
それと自立して立つ高性能グラスウールの写真も載せて見ました。
24時間換気システムはローヤル電機のSE200RSを採用してます。
全熱交換方式という熱と湿気を交換してくれるタイプで各室にダクト配管され給排気を行います。
全熱交換方式の換気扇ではトップクラスの交換効率(全熱90%)の換気です。
簡単に言うと、換気しても冬寒くならない換気システムです。