2017/04/04
仙台市太白区S様邸で本日気密測定を行いました。
測定結果はC値=0.4でした。目標が0.5以下なので安心しました。
引き違いの窓も多く採用していましたが気密処理が上手く働いたと思います。
断熱と気密はセットで考えます。断熱性と同時に気密性を高めるのが、快適な住宅環境(温熱環境)の必要条件です。
分かりやすく説明すると、ストローを使ってコップの水を飲むことを想像してください。
ストローの途中で小さな穴が開いていたら、穴から空気が入り、水を効率よく飲むことが出来なくなります。また、ホースに穴の開いた掃除機ではゴミをうまく吸えなく成ります。それと同じように、小さな穴があれば換気効率に影響を与えてしまいます。
気密性の高い家は給排気口から常に一定の排気と給気をすることが出来るので、計画的に換気システムが働きます。
午後からは、仙台市の完了検査を受けました。
検査は、建築確認申請の最終検査となります。
換気設備は付いているかや、階段に手摺は付いているかなど火災警報器の場所確認です。
検査員の方に見て頂き問題なく合格を頂きました。その後に無垢のナラ材の床にキヌカワックスを塗りました。明日は乾かす時間として一日現場には誰も入らない予定です。
外部では、網戸や可動ルーバー面格子に日射遮蔽用の外付けシェードも付きました。
この外付けシェードとは、家に入ってくる熱を外で遮ることによって約80%の熱をカットすることが出来る優れものです。そのため部屋の温度上昇をしっかり抑えて省エネの効果を発揮し、とても快適な夏を過ごすことができます。
太陽高度の低い冬場の室内のオーバーヒート対策にも有効に働きます。
今週末にお引渡しなので社内検査や最終クリーニングが残っております。