2017/06/05
富谷市A様邸二世帯住宅の基礎工事が完了しました。
先週には立上りのコンクリートを施工し終えて、養生した後に(基礎を乾かす期間を取り)型枠を外しました。
玄関土間やポーチ階段のかさ上げ部分のコンクリート打ち込みも完了しました。
基礎が終わるとすぐに建て方を行わずに、外部の給排水配管と内部のヘッダー配管を先行して工事をします。
この作業を先に行っておくことで足場を外した後の作業がスムーズに行きます。
基礎の内部と外部のスペースに配管を行うのはかなり大変ですが、設備屋さんは勾配を確認しながら作業を行っています。
下の写真では内部のヘッダー配管も行っています。
鎌田工務店の給水配管は、「ヘッダー工法」を採用しています。
青色と赤色のホース状の物が、給水管です。青が水で赤がお湯です。
給水管(樹脂管)を保温材に通す、二重構造で、メンテナンス性に優れた工法です。
樹脂管そのものの破損トラブルが大幅に減少します。
上の写真では解かりづらいですが、給水管のスタート位置の白い部分が「ヘッダー」です。
エコキュートの、近くに「ヘッダー」を設置し、そこから各設備機器(ユニッバスや、キッチン)までタコ足状に引いておいた樹脂管を通す方法です。
ヘッダーから、設備機器(蛇口付近)まで、配管のジョイントがないのが特徴で漏水、ジョイントの腐食、が発生しづらいのがメリットです。
配管が、樹脂管(プラスチックみたいな物)のため、赤水の発生も大幅に低減します。
大工さんの建て方工事がスタートすると床下時合板もほぼ貼り終える為、現時点で行うことで正確で早い作業を行うことができます。
二世帯住宅で水廻りが通常の倍あるので配管も多く成っています。
この後は外部の足場を組み建て方(フレーミング工事)を予定しています。