2017/06/20
富谷市A様邸二世帯住宅のフレーミング(建て方中)の現場です。
本日、外部の耐水OSB合板にシロアリなどの防蟻の薬剤を噴霧しました。
透湿防水シートの施工の一週間以上前には施工しています。
防蟻剤は強いので乾く前に透湿防水シートを張るとシートが劣化が早まるからです。(外周部の合板のみ防蟻薬剤を噴霧します。)
胴差部分の中間の白い帯のようなものが、透湿防水シートで1階天井と2階床の気密をとるための先張りシートに成ります。
北海道のツーバイフォービルダーでは多く採用されている気密の施工方法に成ります。
高い気密性能を実現には、建物全体を防湿・気密シートで隙間なく包み込む「先張りシート工法」室内側に防湿・気密シートを切れ目なく施工することにより、外気の侵入をシャットアウトします。
先張りシート工法は、室内の空気が壁の中に漏れるのを防ぎ、壁体内の結露を防止します。断熱性能の低下や木材腐朽などの問題も防止し、住宅の耐久性向上にもつながります。
天候も良く順調に進んで1階部分のフレーミングが完了して2階の壁を組み立てています。
壁が出来ることで部屋の大きさなどが解りやすくなります。
来週中にはフレーミング工事が完了します。その後には屋根の下葺きをして瑕疵保険や躯体検査や中間検査を受けお施主様とのコンセントやスイッチの場所確認を予定しています。