2017/10/18
仙台市泉区N様邸の外壁工事も9割方完了しました。
軒天と破風の塗装工事を行って雨樋を取り付ければ外部足場も撤去出来ます。北側の下屋屋根部分は勾配が緩やかな屋根形状の為に瓦棒葺きと言う施工方法で屋根のガルバリウム鋼板を張っています。
この屋根部分の断熱施工も吹き込みグラスウールを採用せずに屋根の通気の確保の為に、密度の高い16k品を230㎜充填しました。
大工さんの造作工事も順調に進み作り付けのカウンターやブックシェル、小物入れ、ステンドグラスが付きました。
リビングの勾配天井の太鼓落とし梁も迫力があります。
梁は一般的な家のつくりではあまり目に触れない部分ですが機能的にとても重要な役割を果たしています。この梁をあえてアクセントにして部屋のデザインとして見せる『梁見せ天井』の人気も鎌田工務店でも高まっているのですがN様邸の梁は元々N様邸の家に付いていた古い木材を再利用しています。さらに前の家にこの梁を収めた棟梁の息子さんとそのお子さん(孫)が新たにN様邸の新邸に棟梁と大工職人として梁を設置しました。親子三世代で関わった梁に成ります。
家づくりの舞台裏的な話ですがN様邸の家づくりにはそんな素敵なドラマもあります。
大工さんの造作工事も間もなく完了して、仕上げ工事の職人さんに工程が移ります。