パッシブタウン、パッシブハウス見学

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一昨日と昨日の二日間で宮城県の意識の高い工務店さんたちと共にサッシやジッパーで有名なYKKの技術の総本山、富山県黒部市のパッシブタウンとパッシブハウスを見学してきました。新たな気付きと学びの多い視察でした。

パッシブハウスとはドイツ生まれの省エネ住宅のコンセプトで、高断熱化と太陽光などの自然エネルギーの利用で一次エネルギーの使用を抑えようというものです。ちなみにパッシブハウス認定は超高断熱住宅を意味するものではなく暖冷房負荷と一次エネルギーの上限設定がされていて建てる地域でクリアする為の構成の条件も変わってくる認定です。

最初に見学したパッシブタウンの外構と建物の関係の素晴らしさと賃貸住宅としてはハイスペックな性能やデザインはここに住んでみたいと思わせる建築物でした。日本のアパートやマンションもこの性能が増えると戸建て住宅を建てる人は減るんじゃないかと思いましたが間違いなく日本の近い将来を体験出来る場所だと思いました。

パッシブハウスでは設計士の森 みわさんのお話をDVDで聞けました。

デザインを活かす為にもせっかくある太陽のパッシブな自然エネルギーを取りこむべきとう話が印象的でした。

また素材感を活かした内装仕上げは上品で、とても居心地の良い空間でした。

単にQ値を追い求めるのではなく、南面に大開口部を設け、できるだけ日射取得を高めることにより、暖房負荷を下げることが設計上の重要なポイントに成ると改めて考えさせられました。

やはり良い建物を見るのは刺激になり自分のやる気スイッチが入ります。

学んだことを日々の設計や現場に活かしていきます。

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