2017/11/25
仙台市青葉区O様邸の建て方工事も完了して来週には瑕疵保険躯体検査と確認申請の中間検査を受けます。
屋根工事担当の職人さんがアスファルトルーフィングの下葺きをしてます。
この下葺き材の上に屋根材が載ります。
屋根材は保証が長く見た目も綺麗なスカイメタルルーフを張ります。
内部では電気屋さんが配線を入れ、水道設備業者の職人さんが二階のトイレなどの内部の配管を設置してます。
上の写真は胴差周りのタイベック気密、土台廻りのタイベック気密と、内部の間仕切り壁と天井の防湿気密シートの「先張りシート」になります。
気密性を高めることで断熱材の性能をフルに発揮させることができるため、建て方の段階からタイベックの先張りと防湿気密シートの「先張りシート」を施工します。
気密が良いと暖房効率は格段に良くなり、空気漏れによる熱ロスがほとんどなくなるため、省エネにつながります。
室内換気の効率を高め、きれいな空気を実現するためにも、隙間風を減らす高い気密性を実現することが必要です。高い気密性能を実現するヒミツが、建物全体を防湿・気密シートで隙間なく包み込む先張りシート工法で室内側に防湿・気密シートを切れ目なく施工することにより、外気の侵入をシャットアウトします。
先張りシート工法は、室内の空気が壁の中に漏れるのを防ぎ、壁体内の結露を防止します。断熱性能の低下や木材腐朽などの問題も防止し、住宅の耐久性向上にもつながります。
来週にはお施主様とのコンセントやスイッチの配線立ち合いを予定しています。
大工さんもサッシ入れを開始しました。O様邸のサッシも鎌田工務店のモデルハウスと同じ窓の使い方をしていて南側面のサッシで日射取得を得るために比較的大きな窓を付けています。それと日射遮蔽用のLow-Eガラスを採用していますが、全ての面にこの窓を使用してしまうと冬の日射熱も入ってこなくなる為、南面については性能値は下がっても日射取得が出来るガラスを使用しています。
サッシの使い方や内部の断熱施工や構造についてはまた後日ご紹介します。