2018/12/04
仙台市青葉区ガレージ付き住宅のⅠ様邸も外壁サイディングの工事も90%完了してます。
サイディングのジョイントシーリングが完了しましたら、外部の軒天の塗装工事を進めていきます。
鎌田工務店は防水と通気も家を長持ちさせる重要な工事と認識して注意して工事しています。
バルコニーの笠木の天端は漏水が 心配される部分です。防水テープでしっかり止水します。
さらに通気が出来るように鎌田工務店では日本住環境さんのバルコニー笠木の通気の
確保も出来て防水もしっかり出来る笠木天端スペーサーを標準採用としています。
笠木天端スペーサーは、バルコニー部分の笠木下において通気層の上昇気流をダイレクトに
受け入れて通気ができ、確実に通気経路を確保出来ます。
笠木天端スペーサーは外壁通気工法の(壁の中の空気が流れるようにすること)出口の部材です。
当然、空気が入る所と空気が出て行くところが無くてはなりません。
鎌田工務店では通気が確保しやすい商品だと思い採用しましたが、
防水に対してもサイディングの裏打ちや他の商品よりダントツに優れていると感じてます。
サイディングも金具止め工法ですが、通気木材18㎜を採用して躯体とサイディングの
間を空気が上昇していく様に、縦に通気木材(木の桟)を張っています。
小屋裏の吹込みグラスウール断熱も完了しました。隙間なく綺麗に350㎜の厚みで吹込みました。
吹込み断熱はブローイングマシンという専用の機械で綿状の断熱材を吹込むため、
一般的なマット状の断熱材よりも早く簡単に断熱施工を行うことができます。
さらにマット状やボード状の断熱材とは異なり、電気の配線や木材が入り組んだ場所や
狭い場所も確実に吹込みグラスウールなら断熱できるため
場所にかかわらず均一な厚さで安定した施工品質を確保することが可能です。
Ⅰ様邸は一階がほぼガレージ部分になり、二階リビングに成ります。
当然二階リビングだと階段を使う様になりますが採用した階段は
廊下を広く感じさせる効果と採光を確保する為に
「ササラ桁階段」と言われる形状のタイプにしました。
それと、階段の手すり壁は造らないで天井から吊り下げるタイプの
シンプルな鉄製の化粧手摺を予定しています。サンプルイメージを木材で作り
お客様に確認して頂きました。良い感じに仕上がりそうです。
「ササラ桁階段」の施工は通常の階段より時間がかかりますが、
イメージ以上に綺麗に仕上げてくれた大工さんに感謝致します。
大工さんの造作工事も間もなく完了いたします。大工さんの造作工事が
完了すると仕上げ工事の職人さんにバトンタッチされます。