2019/01/30
仙台市泉区F様邸のフレーミング工事(建て方工事)が完了しました。
サッシも入り瑕疵保険の躯体検査と確認申請の中間検査も受け無事合格しました。
仙台市の中間検査は確認申請通り、法律的に問題がないかチェックしています。
ですので、お隣との境界からの距離や高さなど確認してもらいました。
瑕疵保険の検査では構造躯体の合板の釘ピッチや図面に表記している金物などを確認して頂きます。
私も現場の確認はしていますが重要な部分ですので、2重のチェックで安心です。
さらに提携している千葉設計事務所さんにも検査の立ち合いをして頂いています。
建て方工事が完了して、電気の配線と内部の給排水工事が完了した段階で
鎌田工務店ではお施主様に現場に来て頂き配線の立ち合い検査と現場の収まり確認をします。
断熱・気密工事をすると照明器具やコンセントスイッチ類の移動が困難に成るからです。
同時に図面や模型では確認出来ない細かな収まりも確認して頂きます。
水道の配管工事については2階のトイレの排水配管は防音タイプの配管を使っています。
さらに二階に排水の配管に取り付ける際は空気を取り込むことのできるドルゴ通気管を付け
排水の流れをとてもスムーズになる対策もしています。これらの作業は地味ですが、
仕上げの精度や機能に大きな影響を与える為慎重に作業を行います。
1階の床に付くキッチンや洗面台などの設備器具に合わせて、
給水や排水などの配管も立ち上げ工事も行っています。
お施主様との配線立ち合い確認も済んだので、間もなく断熱・気密工事も開始されます。
上の四枚の写真は大工さん達が建て方中に間仕切り壁や
二階の間仕切り部分の天井にあらかじめ取り付けをした
「防湿・気密シートの先張りシート」に成ります。「先張りシート」があると
気密性能に寄与するのと同時に断熱作業技術者の仕事を楽にしてくれます。
このように、同じ現場に入る技術者同士がお互いの配慮があれば「逃げ」が効きます。
逃げとはクリアランスの様な物ですが、最終的な収まりも綺麗に成り工事もスムーズに進みます。
電気工事士さん、水道設備士さん、大工職人さんも仕上げ工事の職人さんも
工事に携わる職人さんがお互いの配慮をしながら工事が進んでいます。