気密測定と造作工事。

 

仙台市泉区F様邸では大工さんの造作工事も終盤です。

キッチンや階段も出来て、内部塗装の塗装屋さんと同時進行で

工事をすすめています。来週から大工さんが一度抜けて、

壁紙工事のクロス屋さんの仕上げ工事の職人さんが入ります。

 

F様邸ではロフトがある為に階段が二カ所あります。

ロフト階段はホワイトアッシュ材の木製の鎌田工務店オリジナル手すりも

ついて狭い場所も開放的な空間に変わりました。大工さんも手間をかけ

丁寧に仕上げた部分です。さらに塗装屋さんも綺麗に塗装をしてくれました。

 

 

そして本日、気密測定を実施しました。

内装工事前でも石膏ボードを張った状態なので

漏気があっても修正が出来ませんが鎌田工務店ではこのタイミングが多いです。

結果はⅭ値0.5㎝2/m2になりました。

高気密住宅と言われる基準がⅭ値2.0cm2/m2ですが、

鎌田工務店ではその半分の1.0cm2/m2以下を基準値としています。

目標は0.5cm2/m2以下です。1.0cm2/m2以下を基準値なのは、

快適な空間に成り24時間換気の計画換気が計画的にしっかりと

行われるにはこの数値が必要になる為です。気密測定に立ち会った

大工さん達は丁寧な施工をしていたのでもっと良い数値を

期待していたようですが、引き違い窓も多く採用しているのと

仕上げ工事前でこの数値なら問題ないと説明しました。

 正直Ⅽ値0.5㎝2/m2以下をさらにコストをかけて目指すなら

Q値を下げて断熱性能を上げていった方が個人的に良いと感じています。

もちろん気密施工は重要で断熱性能もきちんと発揮し壁体内結露の

心配もなくなり熱交換換気の効率も良く稼働することとなり

快適な温熱環境と低燃費な家づくりには重要な部分になるので

気密測定は確実に実施しています。

 

 玄関部分に採用したお客様のこだわりのレンガ調のタイルも完成しました。

落ち着いた色の外壁サイディングを採用しているF様邸ですが、玄関部分のみは

明るい色をで変化を付けています。