2019/07/24
多賀城市S様邸では外壁サイディング工事が完了しました。
梅雨時期のサイディング工事は雨が降ると工事が出来なくなるので
通常より時間がかかってしまいましたが外壁サイディング専門の職人さんが
丁寧に進めてくださいました。金具止めにすることで外壁サイディングを
釘ではなく金具で止めつけるので、築年数がたって外壁の釘が目立つなど
起きにくいものでとても綺麗に仕上がります。
そしてサイディングは通常18㎜厚みの通気材の下地に金具で固定していきます。
躯体とサイディングは密着させないで通気をするようにさせます。
通気層を確保しないとサイディングと躯体の間で結露したり
サイディングは直ぐに劣化してしまいます。
このブログでも何度も説明していますが、通気下地の木材は
壁の通気層を塞がないように設置します。土台水切りと
外壁サイディング下場からの通気が垂木の通気層を通って棟換気や
軒天の穴の開いた有孔部分より外部へ排出される仕組みとなります。
サイディングのコーナの角の部分に使う外壁材のコーナー役物と言います。
角の部分をしっかりと決めてから、広い面積の部分を貼っていきます。
技術的な話ですが角の部分を決めないと外壁材のサイディングを貼っていくときに、
斜めになってしまうので、張り出しはとても重要な部分です。
写真で水色に見えている物は、目地ジョイナーと言いいまして外壁材のジョイント部分に
成りこのスペースにシーリング屋さんがシーリングを埋めます。
鎌田工務店では、旭トステムの塗膜15年保証・セルフッ素コートを標準採用しています。
セルフッ素コートとは、雨で汚れが落ちやすいコーティングですが外壁張りの作業中は
当然ですが降ってほしくありません。 梅雨や台風シーズンの外工事は本当に苦労します。
内部の造作も70%完了しています。リビングのおりあげ天井の化粧梁も完了しました。