2019/08/23
報告が遅れましたが名取のO様邸では基礎工事が完了して
建て方工事もスタートしています。鎌田工務店は基礎工事が完了すると
水道工事担当の設備屋さんが外部と内部の配管工事を行います。
外部の雨水や給水と排水の配管と床下のヘッダー配管工事を行います。
配管を事前に行っておくのは、建物が出来てからだと外壁に傷をつけるリスクが減り、
現時点の方が作業もしやすく、足場を外してからの日程を少なくすることができる為です。
青い保護管にまかれた配管が水で赤い配管がお湯に成り、しっかりと基礎の
床面に固定されています。
大工さんの建て方工事は土台引きから行います。
O様邸はツーバイシックス工法で外周部が140㎜の為に土台が外周部が
太く成っています。(内周部90㎜幅に成ります。)また、土台には
加圧注入材の防腐・防蟻処理のされた木材を採用してシロアリ対策をしています。
土台を基礎パッキンの通気部材の上に設置して基礎と土台を基礎にあらかじめ
設置したアンカーボルトと言う金物で連結します。
基礎の立上り部分の上に浴室や玄関の基礎断熱部分は気密用のパッキンや、
通気部分に成る外周部や内周部は通気用の基礎パッキンと使い分けています。
浴室や玄関部分を除き、基礎パッキンは全面通気タイプを採用して床下の通気を確保します。
土台以外の大引きは鋼製束で支えていき束はボンドでしっかりと固定します。
ツーバイフォー工法の特徴は、床合板を全面的に張ってから壁を立てていく
組み合わせていくような工法です。28㎜も厚みのあるサネ付き床合板を張り終えると
床全体の剛性が高くなるのと、床と壁と気流が走る隙間がないので隙間風が
入ってくるようなこともなく、気密を確保しながら強い家になります。
土台の間に90㎜厚みの押し出し法ポリスチレンフォーム(断熱材)を敷き詰めました。
床下には大変適している断熱材と言えます。まず、断熱性能が高い。
熱の伝えやすさの値、熱伝導率で言うと0.028とかなり高性能な断熱材で
断熱材の分類で言うと、発泡プラスチック系になり
丈夫な上に湿気にも強いという特徴があります。
宮城県内ですと床の断熱厚みが65㎜の会社が多いと思いますが
鎌田工務店では90㎜厚みを標準採用としています。
床合板を全面に張った後に壁を造り組み立てていきます。