2019/09/03
多賀城市S様邸はほぼ工事は完了した状態に成ります。
写真は吹き込みロックウール25キロ品を350㎜吹き込んだ写真です。
垂木の間から通気スペーサーが見えるので小屋裏にも通気がいき渡り
棟換気から排熱されるように成っています。
鎌田工務店の天井断熱は主にブローイング工法と言う吹き込み式
の断熱施工を採用しています。ブローイング断熱工法は断熱先進国で
長年の実績がある工法で、作業車に積まれた吹き込み専用マシーンから、
おもに天井裏等に専用の断熱材を吹き込む断熱工法です。
短時間で断熱材を入れることが可能で工期を短期間で終わらせる事ができ、
新築はもちろん生活しながらに断熱対策ができるため、
リフォームの際には大きなメリットになります。
天井は照明器具の配線などもあるので充填施工より隅々断熱材を入れる事が出来ます。
ブローイング工法で使用する断熱材は単位面積辺りの質量も軽いため、
重さで建物自体にかかる負担も少なく 建物の寿命を損ないません。
内装工事の壁紙のクロス職人さんや珪藻土の左官職人さんが
完了すると水道工事の設備屋さんや玄関ポーチのタイル職人さん
照明器具取付の電気工事士さんが現場に入ります。鎌田工務店の協力業者の
職人さんはほぼ10年以上の付き合いのある方々に施工して頂いてます。
中には30年以上の方も居て先代の父の時からお世話になっている職人も
多いです。こちらの求める精度を理解し、それを実現できる腕のある職人さんが
居るのは本当に助けられています。暑い中でも汗をかきながら、
頑張ってくれている職人さん達にはいつもながら感謝しています。
それと、S様は内装のセンスも良く採用した壁紙の種類も過去に
一番多い品番の数だったかもしれませんが一つのミスや
張り直しもなく壁紙のクロス職人さんに本当に感謝しております。
換気システムの試験運転も開始して気密測定も行いました。
今回S様邸では気密工事が完了した状態では行わずほぼ完成状態のみで
行いました。Ⅽ値は0.4cm2/m2でした。サッシの数が通常より多いので
気を付けていましたが鎌田工務店としては目標値なので安心しました。
気密が確保されたら小さな熱を貯めておく事が出来るようになるので
少ない冷暖房エネルギーで済みますしS様邸で採用したダクトレスの
熱交換換気もスムーズに動く数値に成ります。
まだ、網戸取り付けや、扉の最終調整は残っていますが
お施主様のお引渡しの前の確認も済んでとても喜んで下さったので
担当した大工さんたちともホッとしました。