付加断熱施工 換気システム施工

 

 

 

塩釜市M様邸ではお施主様とのコンセントやスイッチ確認の配線立ち合いも

完了したので断熱工事が進んでおります。外部の付加断熱の工事から

進めていますが台風前に透湿防水シートの施工が完了しました。

付加断熱のグラスウールは32キロ品の45㎜の厚みで撥水加工された

断熱材ですが濡らす訳にはいかないので晴れている間に施工します。

付加断熱は断熱の入れる作業もですが、横桟の木下地やサッシの

納め方も変わるので工期も長く成ってしまいます。

 

 鎌田工務店でもお馴染みに成った付加断熱の写真ですが

ご存知の通り、断熱材を増せば断熱の強化に繋がります。

枠組壁工法では壁体の充填断熱層の奥行きを多くとる手法を検討して

外側壁を2x6にしたり2x8にしたりという方法も行われています。

内部を厚くするのは有効ですが、写真の様に外側に付け加えて断熱する方

が断熱材が入らない部分の熱橋対策にもなります。

基本的には柱や梁部分の断熱材が入らない部分は熱が逃げやすく

入って来やすい部分になるので熱橋と言います。なので鎌田工務店では

柱方向の縦方向ではなく横方向に断熱材を支える桟の木下地を組み

付加断熱グラスウールを横方向に入れます。

外壁の仕上げを確実に固定して留め付ける為の下地としてこの桟が

必要になり断熱材を入れた後、透湿防水シートを施工します。

 

外壁の透湿防水シートも完了して雨に濡れる心配も無くなりました。

現場を雨や台風から完ぺきに濡らさない事は極めて難しい事ですが

普段から天気予報を見ながら職人さんを手配出来るように

現場管理を心がけています。10月は雨や台風が重なってしまい

建て方に時間がかかってしまいましたが付加断熱の工事にも

ベスト尽くしてくれた大工さんたちに感謝しております。

 

そしてⅯ様邸では屋根材にはディプロマットⅡを採用しました。

スカイメタルルーフよりフラット仕上がりなので太陽光発電システム

との相性も良いからです。見た目にも黒いスラッシュが入り

雰囲気の良い屋根材に成ります。ディプロマットⅡも

スカイメタルルーフと同様に長期耐食性に優れたジンカリウム鋼板を使用し、

その表面には長期間色あせのしない天然石を吹き付けしてあります。

なので、化粧スレート屋根で必要な定期的な塗り替えも必要もなく

メンテナンスフリーの屋根材で、長い目で見ると非常に経済的です。

さらには、1m²あたりわずか5kgと化粧スレートの約1/2.7の軽さ、

和瓦と比較すると約1/7と相当建物への負担も少なく地震にも強い家になります。

耐久性も高く、もともと軽量化と防水性は抜群の素材で

コストパフォーマンスが高い為、鎌田工務店ではスカイメタルルーフと

ディプロマットⅡを標準採用している屋根材に成ります。

内部の断熱気密施工に先立ち換気システムの施工も進んでいます。

換気システムにはローヤル電機製SE200RSを採用しています。

全熱式の一種熱交換換気に成り給気・排気を機械で強制的に行い、

室内の汚れた空気を排出する際、熱を回収し外気から給気する

新鮮な空気に熱を伝わらせることのできるシステムで熱交換率90%の

高性能の換気システムに成ります。

外部の温度が0°でも室温が20°あれば18°に暖められた空気が室内に

入ってくるので冬場の光熱費の削減にも成ります。夏も同じ効果があり

内部が冷えている時は、外部より冷やされた空気が室内に入ってきます。

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