2019/11/20
名取市O様邸では造作工事も間もなく完了して仕上げ工事の
職人さんが現場に入っています。
大工さんが完了すると塗装屋さんや壁紙工事の内装屋さんが
現場に入ります。
O様では内装の仕上げの塗料にモスモカラーのエコ塗料を採用しています。
天井も壁もシナベニヤで仕上げる音楽室や、
シナベニヤとモールディングで腰壁パネルのように仕上げています。
パネルの大きさやモールディングの寸法など、細かい部分を大工さんと
検証して造りました。腰壁パネルのオスモカラーの
ウオルナット色も良い木目が浮き出るように塗装屋さんが仕上げていきます。
和室の天井にもあらかじめ塗装屋さんがオスモカラーの
ローズウッド色に塗った板を大工さんが張り、竿縁天井で納めました。
和室の天井には、さまざまな種類がありますが竿縁天井(さおぶち)
と言われ天井板を「廻り縁」と「竿」で支えている天井です。
鎌田工務店では天井の羽目板仕上げは多いですが、色を付けて
仕上げたのは初めての試みでしたが、お客様が希望されていた
内装仕上げのイメージ写真と同じデザインで仕上がったと思います。
塗装屋さんは20年以上の付き合いになりますが、
ずっと同じ職人さんに施工してもらっています。こちらの求める精度を理解し、
それを実現できる腕のある職人さんが塗ってくれています。
塗装の後、クロス屋さんが下地ボードの継ぎ目などのパテ処理を行っています。
パテ処理をしっかりと行うことで、表面のクロスが綺麗に仕上がります。
家は大工さんの作業だけでは出来上がりません。様々な業種の
多くの職人さん達が協力してくれる事でより良いものになっていきます。
お互いの配慮をしながら現場が進んでいきまが大工さんを筆頭に
かく業種の職人さん同士の協力体制が現場での
スムーズな進行や施工精度の向上につながっていて
そこが鎌田工務店の強みだと思っております。