太陽光発電システム キヌカワックス仕上げ

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塩釜市ゼロエネルギー住宅のⅯ様邸では外部の工事と大工さんの造作工事も

完了して仕上げ工事の職人さんが現場に入っています。

ディプロマットⅡの屋根材の上に太陽光発電システムも搭載しました。

南側の窓は日射取得を優先するために大きな窓を設置していますが

その分夏の日射対策に屋根の軒の出も深くしています。

三角の切妻屋根に設置された太陽光発電システムは

外観を損ねること無く綺麗に収まりました。

太陽光発電システムは地球環境のためということで、

導入される方もおられると思いますが、

多くの方は光熱費などの削減が目的だと思います。Ⅿ様邸の様に

日射量の多い南側に設置した太陽光発電システムは発電量に期待出来そうです。

 

   

Ⅿ様邸ではリビングダイニングの天井仕上げには鎌田工務店で

多く採用しているパインの羽目板仕上げの天井ではなく

パインの積層材を大工さんが加工して造作した化粧梁を設置しました。

施工事例でも過去に一番多い本数で6本の化粧梁なので

迫力があります。この化粧梁や造作の小物入れ等の木材仕上げは

原料がお米の自然素材ワックス日本キヌカ株式会社の

『キヌカ』を使用しています。

 

窓台は輸入系のエコ塗料で色を入れて仕上げることが多いのですが、

Ⅿ様邸では全てキヌカ仕上げを選択しました。キヌカ仕上げは

無垢材の良さはその素朴な風合いと、柔らかい天然の肌触りなので、

ピカピカに仕上げるというよりは、木のポテンシャルを引き出す感じです。

キヌカは元々ある木材の油を補いながら、表面を保護するような役割の

ワックスなので擦り込むように塗りなじませていきます。

キヌカの良い所は誰でも気軽に手入れが出来る材料なのと

臭いはほとんど無いですし、天然素材のワックスなので施工中も

換気も必要無く輸入系のエコ塗料の様に塗装時に手袋をしなくても

手が荒れる心配もありませんので小さなお子様がいらっしゃるお宅や

肌が弱く塗料の匂いが苦手な方でもで安心して採用いただけます。

来週から内部の壁紙工事や珪藻土の左官工事がスタート致します。