2020/05/21
仙台市泉区K様邸ではフレーミング工事が完了しました。
フレーミングとは聞きなれないかと思いますが、在来工法で言う建て方工事に当たります。
2インチx4インチの木材で組まれた枠を組んでいく(フレーミング)ので、
枠組壁構法(ツーバイフォー工法)の建て方はフレーミングと言います
そして瑕疵保険躯体検査・確認申請の中間検査も指摘事項なしで合格しました。
確認申請の中間検査では建物の配置や窓や屋根など主に法律に関する部分の検査を行い、
瑕疵保険の検査では構造や防水などの10年間の保証となる部分を中心に検査を行っています。
胴差部部の中間の白い帯のようなものは、透湿防水シートの先張りシートで
1階天井と2階床の気密をとるためです。壁合板の防蟻工事も
済みシロアリ等の心配もなくなります。ツーバイフォーの躯体は、
BOX構造になっており、縦 ・横からの加重を面全体で受け止める構造です。
さらに、火災にも強く、一部屋一部屋が高い気密性の独立構造の為
火が広がりにくく、さらに下地に石膏ボードを張り部屋をボードで覆う為、
火災が起きると水蒸気が発生し火が燃え上がるのを押さえる役目をします。
鎌田工務店では二階の床にも石膏ボードを張ります。火災保険料が準耐火構造の建物
(耐火構造は鉄筋コンクリート造などの建物)である為、
通常の木造の2分の一で済むという経済的なメリットもあります。
屋根材は鎌田工務店でもおなじみに成りましたスカイメタルルーフに成ります。
色はブラウンを採用しました。独特の凹凸があり晴れた日と曇りの日では雰囲気が変わります。
メーカーの保証も長く防水性、耐久性や耐火性もあり、比較的軽量な為、地震にも有利に働きます。
屋根なので下から見ると分かりませんが、独特の色むらが特徴です。
ここ2~3日間は雨が続いておりましたが屋根と透湿防水シートの施工も完了していたので
濡れる心配もなく成りました。電気配線工事や内部の水道給排水工事も完了しました。
全棟行っているお客様との配線立会い検査(コンセントやスイッチの場所確認)も
週末予定しています。配線立会いが完了すると断熱気密工事をスタートします。