2020/07/04
仙台市宮城野区K様邸の建て方工事が完了して
瑕疵保険の躯体検査と確認申請の中間検査を受けました。
屋根工事も完了し樹脂サッシも付いたので雨に濡れる心配もなく成りました。
確認申請の中間検査では法令的な部分を中心にチェックして頂きました。
瑕疵保険の検査は合板の釘ピッチや金物が図面通りに
取り付けているかのチェックや防水の雨水の浸入についてのチェックなど
瑕疵保険の10年保証の対象となる部分を検査して頂き合格しました。
K様邸は準防火地域なので樹脂サッシも防火仕様の枠とガラスに成ります。
K様邸では防火ガラスで網の無い耐熱強化ガラスの
YKKapさんの樹脂サッシも採用しています。
居室部分の透明ガラスに網が入らないので明るく景観も良く感じます。
防火樹脂サッシのコストは高いままですが、
準防火地域に網が入らないガラスを採用出来るのは本当に良いと感じました。
眺望を損ねてしまう防火窓のガラスの網の悩みを解決できた樹脂窓に成ります。
どこの住宅会社でも居室の明るさや日射取得・遮蔽など外からの目線など様々な
要素を考えながら窓の配置やデザインを考えていると思いますが
鎌田工務店は設計のルールとして樹脂サッシ採用が基本に成ります。
性能面でのコストパフォーマンスがアルミ窓より樹脂窓に成るからです。
K様邸太陽光発電システムを採用予定の為に屋根材は採用率の多い
スカイメタルルーフのスレートでは無くディプロマットⅡのカフェを採用しました。
スカイメタルルーフよりフラット仕上がりなので太陽光発電システム
との相性も良いからです。見た目にも黒いスラッシュが入り
雰囲気の良い屋根材に成ります。ディプロマットⅡも
スカイメタルルーフと同様に長期耐食性に優れたジンカリウム鋼板を使用し、
その表面には長期間色あせのしない天然石を吹き付けしてあります。
なので、化粧スレート屋根で必要な定期的な塗り替えも必要もなく
メンテナンスフリーの屋根材で、長い目で見ると非常に経済的です。
さらには、1m²あたりわずか5kgと化粧スレートの約1/2.7の軽さ、
和瓦と比較すると約1/7と相当建物への負担も少なく地震にも強い家になります。
耐久性も高く、もともと軽量化と防水性は抜群の素材で
コストパフォーマンスが高い為、鎌田工務店ではスカイメタルルーフと
ディプロマットⅡを標準採用している屋根材に成ります。
本日、お施主様とのコンセントやスイッチの配線立ち合いも完了したので
来週には断熱気密工事もスタート出来ます。