2021/05/01
今週、仙台市S様邸で地鎮祭を執り行って頂きました。
五月らしく風が清々しい晴天の中、厳かな地鎮祭となりました。
式の中で「鍬入れ(くわいれ)の儀」(又は「地鎮の儀」)と
呼ばれる儀式があります。方法や意味等は様々あるようですが、
鎌(かま)鍬(くわ)、鋤(すき)の3種の道具を使い、
土地を整えるような儀式に成ります。
Sさんの息子さんも元気に鍬を入れて頂きました。
これから家族を見守っていく家ですから、
お子さんも交えて地鎮祭まで執り行えたことをうれしく思います。
S様邸の建築地は造成工事も完了し、建築工事が始まったばかりの住宅地で
綺麗に整地されている閑静な敷地に成ります。のどかな田園風景も
近くにあり自然との距離感も丁度良い心地よさがあります。
床面積が約40坪と大きめなサイズで、洗面室と脱衣室を分けシューズクローク、
パントリーなどプランへの要望を重視し動線計画と通風や採光を両立した
間取りに成っています。外観は鎌田工務店で得意とする窓位置と壁のラインを
綺麗に合わせてシンプルなデザインにまとまったと感じています。
地盤調査の結果、擁壁側の地盤が少し弱く、地盤改良が必要になりました。
とは言っても比較的浅い位置に固い地層があり柱状改良に成りました。
ドリルのような物がついた機械で穴を開けて、その部分に固化材を混ぜて
固い円柱状の杭を作っていきます。地盤の固い層まで杭を届かせることで
建物の基礎が沈まないようにしっかりと支えます。
連休明けにいよいよ基礎工事がスタートします。
(↓の地盤改良工事は写真は昨日の工事の様子に成ります。)