仕上げ工事。気密測定。

 

仙台市泉区A様邸では仕上げ工事の職人さんが現場に入っています。

大工さんの工事が完了するタイミングで塗装屋さんや

壁紙工事の内装屋さん、珪藻土塗り壁の左官職人さんが現場に入ります。

鎌田工務店では主に内装の仕上げの塗料に

オスモカラーのエコ塗料を採用しています。

キッチンの対面カウンターや造作カウンター、

可動式の棚材もオスモカラーのエコ塗料にて仕上げて頂いています。

その後クロス屋さんが壁や天井のクロス下地部分にパテ処理を行い

ボードの継ぎ目やビス頭にパテを埋めていき、

上からサンドペーパーでこする作業を数回繰り返し、

表面を完全に平らにしてから壁紙のクロスをはっていきます。

 

 

外部の軒天・破風の塗装も完了し太陽光発電パネルや

雨樋も付いたので足場の撤去も間もなくです。

A様邸の南側の一階の軒の出は900㎜出しましたが、

冬の日射は上手く入るように設計しています。

夏は深い軒の出で日影が出来る設計です。

 

大工さんの内部造作も間もなく完了します、LDKは

化粧梁や飾り棚など造作がありカジュアルなスタイルです。

アイアン×木×珪藻土の素材使いで落ち着きのある雰囲気の

カフェのようなキッチンに仕上げています。

 

 

 

 

二階の天井の吹込みロックウール断熱施工も完了して

気密測定も行いました。気密測定では送風機により室内の空気を外にはき出し、

外から空気が押し寄せる状態にして圧力差を作ります。

気密測定器は5点以上の圧力差と流量を測定して、

グラフを作成し、そのグラフをもとに相当隙間面積(C値)を算出します。

結果はⅭ値が0.2㎠/㎡(総相当隙間面積αA:31㎠)でした。

お客様にも報告して喜んで頂けたので良かったです。

全棟気密測定を行い、測定に立ち会い、毎回施工状況を確認している事。

最初から気密の良い住宅が出来るわけもなく、工事に携わる職人さんと

年月をかけて、少しずつ高品質な住宅になる様にしてきた結果だと思います。

普段通りの施工で良い数値が出た事は何よりでした。

工事に携わった協力業者様、大工さんに感謝しております。