2022/03/24
仙台市若林区のT様邸では太陽光発電システムの設置も完了して
外部足場の撤去も出来て、内部の仕上げ工事が進んでおります。
T様邸の内装は天井高さ2400㎜までの高さのドアを採用しているので
シンプルモダンな要素もありますが内装仕上げ材には無垢材などの
自然素材も上手に取り入れています。
床材には自然塗料仕上げのナラ材やヒノキ材を採用しています。
一階の床材に採用したナラ材の床は独特の色ムラと
節のバランスも良く比較的に硬く丈夫な床材に成ります。
和室や板の間スペースや脱衣室に採用したヒノキの無節の床材は
柔らかい床材ですが非常に木目が美しくヒノキの独特に香りが特徴です。
天井には吹込み断熱を410mm以上の厚みで施工しました。
目盛りで450mmあたりまで断熱材の厚みにしています。
壁紙や珪藻土の左官工事前に塗装屋さんが
内部の木部の塗装を行います。仕上げにはドイツ製のエコ塗料の
オスモカラーを採用しています。オスモカラーは再生可能な自然の植物油
と植物ワックスをベースにした自然塗料で匂いも少なく安全な塗料
なので室内の仕上げ塗料として鎌田工務店では標準採用しています。
その後に壁紙担当のクロス屋さんの職人さんがパテ処理を丁寧に行った後、
クロスを貼っています。鎌田工務店の仕上げ工事を担当している職人さんたちも
大工さん同様にしっかりとした腕があって、
新しいことにも全力で取り組める職人さんです。
そう言った意味で、職人さん達は自慢できる非常にありがたい存在です。
鎌田工務店ではリビングやキッチンには珪藻土を採用する事は多いです。
調湿機能や消臭効果があるからです。
左官屋さんが壁に珪藻土をコテで塗っていきます。
珪藻土は吸放湿性(湿度を吸収して、乾燥しすぎると、湿度を出してくれます)
人にも環境に優しい材料です。また珪藻土では、クロスでは出ない
陰影(凹凸)や、曲線も出ます。
仕上げ工事完了後に、内部の建具を入れたり
照明や設備器具の取り付けを行う予定です。