気密測定を全棟しています。

 

 

仙台市泉区T様邸の内部造作工事も完了まじかです。

完成前に気密測定を実施しました。内装工事前でも石膏ボードを張った状態なので

漏気があっても修正が出来ませんが鎌田工務店ではこのタイミングが多いです。

結果はⅭ値0.3㎝2/m2の良い数値が出ました。

このC値が小さいほど気密性能が良いのですが、

一般的に次世代省エネ基準ではC値2.0cm2/m2以下が基準です。

しかしC値2.0cm2/m2ですと24時間換気が計画通りに機能しない為、

鎌田工務店ではⅭ値0.5㎝2/m2以下を目指しています。

気密測定をする事で気密施工の結果を数字で見える化することが出来ます。

住宅はどんなに腕が良い大工さんでも小さな隙間を無くして造る事は難しい上、

水道・電気・換気・設備など、気密部を貫通するものが色々あります。

住宅がきちんと隙間なく施工されているかチェックする方法は

「気密測定」を実施するしかありません。

鎌田工務店では全棟に必ず気密測定をしています。

気密測定は専門の気密測定試験機を使って現場で行います。

目視では確認できない大きさで住宅の様々な箇所に開いている

小さな隙間の面積を合計(cm2)し、住宅の延べ床面積(m2

で割って数値化したものでC値(隙間相当面積)と呼びます。

 

 

 

 

上の写真はT様邸の外壁CGパースと外観模型に成ります。

鎌田工務店ではパースと模型で外部の色決めをしています。

メインの外壁材は鎌田工務店の採用が多い窯業系シーリングレスサイディング

に成ります。外壁材と外壁材のジョイントにシーリングを使わない

サイディングに成ります。また外壁に雨などの水滴がつくと、

汚れと外壁表面のすき間に水滴が入る親水機能によって、

セルフクリーニング効果を発揮します。さらに、防藻剤・防カビ剤の

配合によって藻やカビの成育を抑制する“防藻・防カビ機能”も

あわせ持った高機能外装材を標準採用しています。

 

 

 

 本日、天井の吹込み断熱も完了しました。

鎌田工務店では天井の断熱材は吹込みロックウールを採用しています。

グラスウールはガラス繊維でロックウールも同じ繊維系の断熱材ですが、

「ロックウール」は製鉄の副産物である高炉スラグや天然の岩石を

原料としています。繊維系断熱材でグラスウールより断熱性に優れ、

さらに熱や水にも強く、断熱材としては理想的な特長を持っています。

グラスウール同様にリサイクル品で環境にも優しいという特徴もあります。

吹込み断熱も厚みが重要で最近は400㎜の厚みで施工しています。(沈下率も見て厚めに施工しています。)

T様邸の内部の工事も間もなく仕上げ工事がスタートします。