無垢フロアー 金属サイディング

 

仙台市泉区N様邸では外壁工事も完了して、現在、仕上げ工事を進めています。N様は外壁材はガルバリューム鋼板の金属サイディングを採用しています。

金属サイディングは軽量で窯業系サイディングの約1/4、モルタル外壁の約1/10程度の重さです。軽量なため、建物の基礎や柱、壁などの重要な箇所に負担をかけないことから地震が発生しても影響を受けにくく、建物の倒壊リスクを回避することができます。 N様邸も許容応力度計算による耐震等級3を取得していますが、その計算の際も金属サイディングは軽い分、構造計算にも有利に成ります。

太陽光発電パネルは、最近採用率が高いQセルズジャパン製を採用しました。屋根に穴をあけない金具設置に成ります。

 N様邸では全て無垢の床材を採用しています。無垢材ならではの質感や木目は人工物にはない味わいがあります。メインの床材は秋田杉のフローリングと、ウッドワン製のパイン材のピノアースを採用しています。水回りには天然コルクの床材も採用しています。

 無垢の床材を確認しましたがさすがに木目や色合いも美しいです。床を貼り終えたところはすぐに養生していきますので、見れなくなっていますが養生を剥がすのがとても楽しみです。仕上げの塗装も自然素材を活用したエコ塗料で予定しています。

 リビング階段は大工さんが現場で加工をして組み上げました。集成材を使用した階段材はキズが付いても表面が剥がれる事もなく長く使用する事が出来ます。化粧手摺りには木製バットと同じ素材のホワイトアッシュ材でシンプルなデザインで強度がある納まりにしました。この造作は難しい納まりでしたが、綺麗に仕上げてくれました。こう言った造作工事は大工さんの腕と根気がないとできませんが、綺麗に仕上がるように施工してくれる職人さんに感謝しております。

ダイニングの背面収納も木製の物を選んで頂き、質感や色など統一感のある仕上がりになりそうです。木を使った棚は経年変化も味となり時間と共に風格が出ると思います。

大工さんの造作工事の後、塗装屋さんが木部の塗装を行い、続けてクロス屋さんが壁紙の下地処理などを行っていきます。下の写真はN様邸のカラー模型に成ります。この模型は外壁工事前に作成しております。