仕上げ工事。太白区K様邸(平屋ZEH)

 

  

  

 

 

仙台市太白区K様邸は仕上げ工事もほぼ完了して、これから完了検査や気密測定を控えています。電気も間もなく通電するので熱交換換気システムも試運転もこれからに成ります。塗装担当の職人さんや壁紙工事の内装担当の職人さん、珪藻土の壁の左官職人さんなど現場で職人さんが入れ替わって仕上げていくのを見ているとやはり、建築は一人では何も出来ないという事を実感します。写真は、壁紙の内装職人さんが壁紙の下地処理としてボードの継ぎ目やビスにパテを施し、サンドペーパーで全体を平滑にしていきます。その後、壁紙を貼っていくのですが、壁紙は薄い為、下地次第で仕上がりに大きな差がでます。地味ですが、壁紙のクロス職人さんの丁寧な作業が活きます。

天井材に採用したパインの羽目板や、目立たない程度にランダムに仕上げた珪藻土の壁が落ち着いた雰囲気のLDKは、少し和の雰囲気がある室内に成りました。K様邸もたくさんの職人さんの手によってもう少しで完成というところまで来ました。左官屋さんによる押え仕上げですが凹凸が独特の雰囲気を醸し出します。写真の色とは違い、実際には淡いクリーム色です。やはり写真では色や質感をお伝えするのは限界があります。
           
 

 
 

 


軒先の塗装工事が完了し雨樋も付いたので足場も撤去しました。水平方向に伸びた外観デザインと明るい外壁と軒の出を深くした軒先も良い雰囲気です。
作成した模型以上に、水平ラインが綺麗に仕上がったと思います。不備が無いように最終点検と調整を行います。