2025/03/01
仙台市Y様邸では、大工さんの造作工事が間もなく完了して、仕上げ工事に移ります。
写真は、Y様邸の熱交換換気システムに成ります。(鎌田工務店で、標準仕様的に採用しているローヤル電機(株)さんのSE200RSです。)
換気システムについては、お客様に希望を伺って種類を決めていますが、Y様邸はダクト式第一種熱交換換気を採用していて給気、排気を機械で強制的に行い、室内の汚れた空気を排出する際、熱を回収し外気から給気する新鮮な空気に熱を伝わらせることのできるシステムで熱交換率90%の高性能の換気システムに成ります。外部の温度が0°でも室温が20°あれば18°に暖められた空気が室内に入ってくるので冬場の光熱費の削減にも成ります。
夏も同じ効果があり内部が冷えている時は、外部より冷やされた空気が室内に入ってきます。
外部も、外壁サイディング張り工事と軒天の塗装工事が完了しました。雨樋を設置しましたら足場が撤去が出来ます。Y様邸では、去年から多く採用している、ニチハ㈱さんの窯業系のシーリングレスサイディングのFU‐GEプレミアム(ジョイントのコーキング処理無いサイディング)を採用しております。
毎回、外壁を決める打ち合わせでは、外壁の選定は外装プランボードと、カラー模型を使い外壁を決めています。
内部では大工さんの工事もほぼ完了しているので、仕上げ工事の職人さんも現場で作業を進めています。内装(壁紙)工事前に塗装屋さんが木材部分の仕上げています。
鎌田工務店では主に内装の仕上げの塗料にオスモカラーのエコ塗料を採用しています。キッチンの対面カウンターなども、オスモのエコ塗料にて仕上げて頂いています。塗装屋さんに限った事では無いのですが、協力業者の職人さんとは、30年以上の付き合いに成ります。ずっと同じ職人さんに施工してもらっていて、こちらの求める精度を理解し、それを実現できる腕のある職人さんに成ります。
家は大工さんの作業だけでは出来上がりません。様々な業種の多くの職人さん達が、協力してくれる事でより良いものになっていきます。お互いの配慮をしながら、現場が進んでいきまが、大工さんを筆頭にかく業種の職人さん同士の協力体制が、現場でのスムーズな進行や施工精度の向上に繋がっています。
上の写真は、二階の天井と、一階の下屋屋根のスペースの、吹込み断熱を施工した写真です。鎌田工務店の、家の天井に使っている断熱材グラスウールは吹込みタイプの断熱材です。
(勾配天井を除く)石膏ボードを張ってから作業になります。天井裏は吊り木や野縁、配線配管等の障害物が多いため、従来の敷き込み工法では 部分的に断熱材が入っていなかったり、十分な厚みが確保されてない場合においても、ブローイング工法なら断熱材がすみずみまでいきわたり、スキ間なく施工できます。厚みは450㎜吹き込みました。
ブローイング断熱工法は、断熱先進国で長年の実績がある工法で、作業車に積まれた吹き込み専用マシーンから、おもに天井裏等に専用の断熱材を吹き込む断熱工法です。短時間で、断熱材を入れることが可能で工期を短期間で終わらせる事ができ、新築はもちろん生活しながらに断熱対策ができるため、リフォームの際には大きなメリットになります。